2014年2月7日金曜日

「まだまだしぼれる雑巾」とよばれて

いろいろあって「松原市役所」のことが大嫌いになり、こんなブログまで始めてしまった僕ではありますが、松原にはいい人も多いし、世間のイメージよりは悪くないところだと思っています。

でも、澤井市長の二期目当選後、朝日新聞に掲載されたインタビュー記事を読んで「こんなこと言っちゃう市長のいる市はやっぱりイヤだな…」と脱力せざるをえませんでした。

新市長に聞く! 澤井宏文・松原市長:朝日新聞



新市長に聞く! 澤井宏文・松原市長

(朝日新聞:2013年06月04日)

――再選直後に、防犯や防災など安全対策に取り組む地域を認証する国際規格「セーフコミュニティ」の申請を提出しました。取得の狙いは何か。

規格の取得とその後の運用の過程で、地域のきずなや助け合いのシステムをつくることができる。例えば、事件事故の防止は地域の目だ。町会をはじめ各種団体による声かけ活動などが、抑止力を高めている。こういった仕組みが機能すれば、厳しい財政や高齢化の問題も越えられる。

――子育て環境を充実させる具体的な方法は。

保育所への待機児童をなくす。保護者が何より望むことにきっちり応えたい。現在、4月時点ではゼロだが、通年でもゼロにしたい。市民のニーズを把握し、民間の力を借りて定員枠を増やす。

――消防や救急の体制強化をどう実現するのか。

今秋に消防西出張所を建て替え次第、救急体制を3班から4班に拡充する。職員は10人増やす。高齢化が進んでいるので、お年寄り向けの救急救命力を高めたい。災害にも備えたい。隣接する自治体の病院と連携するほか、市内の3病院に対しても医師獲得などの面で支援していく。

――財政面の改革は今後も続けるのか。

ゴミ処理は、毎年の契約で大阪市に委託して焼却してきたが、松原、大阪、八尾の3市共同で処理する準備を始めた。安定した処理ができるし、自前でやるよりコストが抑えられ、一番の財政改革になる。

市の抱える公共施設の維持管理費を見直す。体育館やプール、図書館などの運営方法を民間のアイデアをもらいながら検討したい。松原市は、まだまだしぼれる雑巾だと考えている。

《主な公約》

◇「セーフコミュニティ」取得による安心安全
◇公共施設や災害時の避難施設の耐震化
◇消防、救急救命体制の強化
◇生涯学習やスポーツを盛んにする施設整備
◇待機児童が通年ゼロの子育て環境づくり

=5月19日当選

*強調は筆者

揚げ足とりだと感じる方もいるかもしれませんが、いまいちな住民サービスや乱暴な保育所運営ですでにこってりしぼられている実感のある子育て世帯としては、読んでいて気分が重たくなりましたよ…。
せめて「松原市はまだまだ財政のムダが多いので、雑巾をしぼるように削減していきたい」くらいならまだ分かるんですが…雑巾そのものに例えてしまう神経がちょっと理解できません。

はたして、市民からこれ以上なにをしぼり取るつもりなんでしょうか…。

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