横須賀市の議員さんが全国1748市区町村の議員報酬&議員定数のデータ(2012年)をまとめてブログにアップしていたので、さっそく松原市のデータをチェックしてみました。
→私のまちの議員さん、報酬と定数はどうなの?: のぶログ(小林のぶゆきblog)
まずは議員報酬から。
松原市の人口は約12万人、議員さんの報酬月額は62万円で、これは1629もある人口25万人以下の市町村でなんと日本一!
人口が倍くらいある八尾市、茨木市、寝屋川市、兵庫県宝塚市、佐賀県佐賀市、等々…より多くもらっているというのは驚きです。
さらに絞って、105ある人口10~15万人の市町村だけを抜き出してみます。
一番少ないのは茨城県筑西市(人口約11万人)の31万2000円なので、なんとダブルスコア。
平均値はおよそ44万円で、これは身近なところでいうと大阪・泉佐野市(人口約10万人)が該当します。
個人的には、松原もこれくらいでいいんじゃないかなーと思うのですが…。
次に議員定数をチェックしてみると、不思議なことが分かります。
先ほどの「105ある人口10~15万人の市町村」という括りで見てみると、松原市の19人という数字は下から4番目、平均値は25.6人ですから非常に少ないのですね。しかも、2014年夏の選挙から18人に削減されることが決まっています。
この「報酬はべらぼうに高く、定数はそのわりに少ない」という状況って、結局のところ固定票や基盤をもっている現職の議員さんにとってめちゃくちゃ有利だと言えるんじゃないでしょうか。
そういう議員さんにとっては、定数が一つや二つ減ったところで痛くも痒くもないし、むしろ自分の相対価値が上がり、身を削っているポーズも取れるわけですから。
定数が多すぎるのも考え物ですが、少なすぎると今度は意見が幅広く反映されにくくなる…という弊害もでてくるわけで…こういう歪んだ状況も、今の松原市のいやーな感じと関係あるのかなと思ってしまいました。
議員の第二の給料とも言われる政務調査費や、市長・職員の報酬などについても今後このブログで追求していきます。
僕も議員報酬が多いと思いますし、議員数も多いと思います
返信削除どうしたら、改善して頂けるか分かりません
ご存知ですか?
個人的に、定数はこれくらいでいいと思っているので、ここでは報酬にしぼって書きますね。
返信削除この記事では触れていませんが、平成23年9月1日から平成24年3月31日まで、議員報酬を5%削減して東日本大震災被災地への支援に充てる、という取り組みがされていたのですが、25年度からは元通りになっています。
先日の選挙でも、議員報酬について何かしらの主張をした議員さんはいなかったので、結局のところ「報酬が多いので減らした方がいい」という動きは内部からは起こらない、と考えた方がよさそうです。
となると、外部から「市長や職員も身を削り、市民サービスも低いのに、なぜ議員だけ特別扱いなのか」というプレッシャーをかけるしかないですね。
まずは「議員報酬がべらぼうに高い」という情報の周知を図ることです。
しかし、結局のところ最後は「議会で条例が可決される」必要があるので、なかなか難しいところですよね。他市でどのように改革が進んでいるか、調べてみると面白そうです。
返信ありがとうございます
返信削除外部からの圧力のかけ方とこの事実を松原市市民に周知する方法を探ってみます
市民税が高いと思うなかで市税削減で市民税が減額されるかどうか不明ですが、不満に感じるので調べてみます
ありがとうございました
ねっからの自民系のノンポリ派ですが、貴ブログ拝見してギョギョッとして拝見しています。首長と新卒報酬、日本と府下で1位、議員は日本1751分の94位、府下で9位。いずれも輝く誇るべき順位です、、、議員は年額約4か月のボーナスと政務調査費102万+17.9万を加えると年総額1112万となりますね。この金額の多寡は個人によって受け止め方違うでしょうが、一般庶民から見れば 如何なものかと思われます。一人当たりの議員定数が他自治体に比べ3割ほど少ないことは評価しても、総額では ”裕福な議員の松原 ” に間違いありません。 日本一若い市長殿、 月給も日本一!
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